2005-01-01から1年間の記事一覧

心地よい合奏

高校のOBバンドの練習があった。みんな同じ畑で育ったから、楽譜を見たときにどう解釈してどう吹くか、言わなくても分かってる。同じように吹ける。言葉が共有されてる。音楽が共有されてる。何か言った時に、反応がシンクロする。それが、すごくすごーく心…

ゆっくり、確かめながら。

だんだん好きになってる。そんな自分にいつも少し不安を残してる。すごく嬉しい気持ちになるたびに、同じことをされて同じ気持ちになれるのはいつまでだろうって不安になる。いつまで優しい気持ちを持ち続けられるんだろうって。いつまで今と同じぐらいいっ…

お酒の効用

飲みすぎると、わたしはどうやらものすごく素直になるらしい。言いたいことを全部言ってしまう。したいように行動してしまう。でも、絶対に、嘘は言ってない。全部、ほんとの気持ち。 昔好きだった人に、好きだと言ってしまった。ずっと言いたくて言えなかっ…

正体の見えない不安

このまま好きになっていいのかな。どんな風に変わっていけばいいんだろう。すごく、求める気持ちはある。でも、そういう気持ちになることに警鐘を鳴らし、その気持ちを表現することにすごく歯止めをかける何かがある。過去に痛い思いしてるから?今の自分を…

キャラクター論

自分のキャラを作ることは、自分を守ることなんじゃないか、と思った。キャラ作りは、仮面をかぶること。だから、傷つくのは仮面であって、自分ではない。馬鹿にされるのも、嫌われるのも、笑われるのも、全部、仮面。キャラは、予防線なんじゃないか。そう…

大切にしたい

彼氏ができた。ずっと迷ってたけど、えいって飛び込んでみた。まだ自分の気持ちがはっきりしない私に、それをちゃんと言ってくれるところがとってもすてきだって言ってくれたこと。大切にしたいって言葉。涙が出そうになった。胸がぎゅってなって、そのあと…

自分が一番かわいい

人の都合を本当に思いやることができない。自分の利益と他人の利益がぶつかったとき、絶対に自分の利益をとってしまう。利害関係がないときは、あんなに優しいふりできるのに。

本番

本番が終わった後に、あぁ本当に終わったって実感することは少ない。人がいなくなって、新しい活動が始まって、少しずつ終わったのかって気づいていく。今も、終わったのかどうかよくわかっていない。 本当は、終わってないんだと思う。 ある人にとってはこ…

実力主義社会を考える

今、実力主義がすごくいいことのように言われている。これって、本当に実力のある一部の人以外にとってはものすごい恐怖だ。終身雇用制、年功序列、たしかに効率は悪い。でも自分の能力に言い訳ができた。昇進できないのは制度のせいであって、能力がないせ…

学歴社会を考える

最近いろんな会社にエントリーしつつあるんだけど、「学歴より人物重視です!」の記述が目立つ。東大生の私としては、ちょっとがっかり。これを書くことには二つの意味があると思う。一つは、広くいろんな人にエントリーしてもらうため。もう一つは、うちの…

恋人?

すごくすごく大好きなんだけど、恋人になるのは気まずいなぁ。

新しい関係

ずっとぎこちなかった人と、今は会うたびに新しい関係を更新してる感じ。思ってることを言えるようになった。反論できるようになった。冗談を言えるようになった。好きな気持ちを素直に伝えられるようになった。堂々と振舞えるようになった。すごく、前進し…

手帳

新しい手帳を買った。子どもみたいな、真っ赤で絵がいっぱいはいってるやつ。退行願望?今年の手帳に書いてあった友達の誕生日を新しい手帳に書き写した。もう全然連絡とってないし、書いたところで誕生日メールを送ることはないだろうなーって人の誕生日も…

思わせぶり

なんで困るんだー。聞きたかったけど聞けなかった。イエスは、分かる。現実的な部分で困るんでしょ。ノーは?なんで困るの?私のこと、どう思ってるの?何を伝えたくてそんなこと言ったの?あぁー聞けばよかったー。でもなんだか悔しかったんだよ。まだ好き…

打たれ強くなりたい

批判されることって、すごくつらい。私自身を否定されたような気がして、つらい。だから批判されると一生懸命自己保身の言い訳や逃げ道やずるい問いかけを探してしまう。そして、全部イヤになって逃げたくなってしまう。自分を絶対に否定しない人のところに…

すごく素敵な二人に

私と彼とが付き合ったら、すごく素敵な恋人になれるに違いない。すきかどうかはよくわからないけれど、それだけは間違いないと感じている。

心地よいコミュニケーション

話している内容に意味がないほど、コミュニケーションとしては本質的だ。何かを伝えることではなく、コミュニケーションすること自体が目的だから。相手を納得させるための議論とか、何かを決めるための話し合いとか、相手を誘うための駆け引きとか、そうい…

価値観

価値観の違いを乗り越えることってすごく難しい。相手を論破することはできない。自分のそれを変えることも難しい。どっちがいいって話じゃないから。それを越えて合意を結ぶのにはどうしたらいいんだろう。

敬語について

相手を大切にする気持ちがあれば自然と敬語が使えるなんて、真っ赤な嘘もいいとこだ。敬語の「敬」の字は、角に触れて、人がはっと驚いてからだを引き締めること、つまり、ハッとかしこまって身体を引き締めることを意味する。敬語はもともと相手に自分の私…

友達が恋人になる

って難しい。いつも冗談ばっか言ってる私たちとどのくらい変わったらいいんだろう。気を遣うとか、お互いの気持ちを探りあうとか、恥ずかしくていやなんだけど。私を思いやらないで欲しい。いつもの好き勝手やって大笑いしてる私たちでいたい。でもそればっ…

恋って意外と

相手の気持ち、というか叶いそうな見込みにすごく左右される。のは、私が焦ってるからかなぁ。最近、寂しいんだもん。人恋しい。昔はあんまり好きじゃなかったメール、今はすごくしたくなる。メールがくるとすごく嬉しいと思ってしまう。満ち足りてないなぁ。

安心感から発生する攻撃性

自分が何をしても相手は自分のことを好きでいてくれると思うと、相手に対して攻撃的になることができる。だから、ドメスティックバイオレンスが起きるんだと思う。誰にだって、やつあたりしたいことはあるし、誰か無抵抗な人に攻撃することは、きっと時にす…

甘えと優しさ

甘えるときは、必ず人に優しくして欲しいとき。だから、きっと優しくしてくれる人にしか甘えない。甘えられる人になりたい。人に甘えることができて、誰かが優しくして欲しくなったとき一番に私の顔を思い浮かべてくれるような、優しくて柔軟な人になりたい…

模倣する身体

「マクベス」を観に行ってきた。ロンドンの劇団で、キャストがたった6人しかいない。一方マクベスの登場人物は30人を超える。二人の人物をひとりに統合したり場面を削ったりはしていたけれど、同じ人がほんとうにたくさんの役になってかわるがわる登場して…

ゴキブリ論

ゴキブリが死ぬほど嫌い、という人がいる。なんでだろう。他の虫とは、全く別次元の嫌いっぷりだ。どうしてか、少し考えてみた。 まず一つ目が、ゴキブリが不潔の象徴になっていること。きれいな家に住む人ほどゴキブリに嫌悪感を覚える傾向がある。それは慣…

期待

してしまいます。また錯覚じゃないかって、そればっかりが怖い。でもきっとものすごく穏やかに愛し合えると思う。偽善者になることを認め合いながら。目を見て話しながら。

本当に伝えたいメッセージ

コミュニケーションの一番本質的なものは、相手の言ったことを繰り返すことだ。そこには何の新しい情報も有用な言葉もない。あるのはただ、「今私はあなたの言ったことをちゃんと受け取りました」というメッセージだけ。これは、愛し合う人々が持っているも…

表現の危うさ

表現はその人がそれが特別だと思っていることに問題がある。ただありふれた一人としてしか周りは思ってないのに、みんなにすごいと思われる欲望が表現を生み出し、それがまた妄想を生み出す。自己顕示欲は、危険だ。自分の存在を誰かに知らしめる一番の方法…

多重人格

母親を毒殺した少女について、テレビが好き勝手言っていて腹が立つ。二重人格だ、とか。「僕」の方の人格が母親を殺したんだ、とか。感情が失われてる、とか。ブログなんて、別人格で当たり前。「本当の自分」というものこそが、そもそも存在しないんだから…

心を確かめたい

ブログを書きたくなるときは、恋してるときなのかもしれない。だとしたら、今私は恋してる。本当はのめりこみたいんだけど、経験がまったをかける。私は本当に彼のこと好きなんだろうか。彼が私に優しくしてくれるのは特別なのだろうか、それとも。私のこの…