2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

深刻

ものごとは、深刻に考えようとすればいくらでも深刻になる。ものごとの客観的な存在の仕方なんてはじめからないのかもしれない。深刻になることは必ずしも真実に近づくことと同義ではない。だから、できるだけ深刻にならずに生きていこうと思った。

文句を言う人になりたくない。

いつの間にこんなに斜に構えるようになっていたのか。ものごとを否定的に解釈することに慣れすぎて、それが人の気分を害する可能性に思いを馳せる習慣をすっかりなくしていた。相手がいつも気持ちよくいられるように。私とあなたが居る場を肯定的に捉えると…

恋をするとひどくひどく臆病になる。呆れるくらい。それまで何てことなかった言動の裏を探り、一つ一つの行動に気を遣い、いつも相手の目に映る自分を意識する。見つめているのはいつも自分の方なのに、いつも見られているような気になる。自意識過剰になり…

自由

自由ということは、人に何も期待されていないということ。 自分が選択した行動や行き方を支えるのは自分ひとりだということ。 今日の自分に意味を与え、価値を信じ、肯定する。 全てを自分ひとりで負うことに、耐えられるんだろうか。

元気?

そう聞かれたら、「わりと元気」とも「すごく元気じゃない」とも答えられる。元気だと思えばそんな気がするし、元気じゃないと思えばそんな気がする。自分の状態を客観的に把握することはできない。でも昔とは決定的に違う気がする。自分がその組織に属して…

境界線

どこまで踏み込んでいいかを見極めて絶対にそれを越えようとしない。そういう生き方を身につけるのが大人になることなんだろうか。触れてはいけない部分に触れないこと。相手の気持ちを常に先回りして振舞うこと。優しくはあるけど、不安になる。私がそうさ…

私がここにいること

生きるのにはモチベーションが足りなくて、死ぬには勇気が足りなくて。だからこうしてだらだらと生きている。一人で居るのは慣れている。 私は彼を切ることができるんだろうか。彼のことが好きなわけじゃ多分ないけど、彼のパーツはひどく好きだ。愛嬌のある…

いつかパラソルの下で

愛しても、愛しても、私自身はこの世界から愛されていないような、そんな気が心のどこかでいつもしていた。 受け入れても、受け入れても、私自身は受け入れられていない気がしていた。 けれどもそれは私が父の娘であるせいではなく、ヤスの孫であるせいでも…

自意識の塊

いつも、自分が失敗しないか、人に悪い評価をされないか、ということばかりを気にして、びくびくしながら生きてる。何か失敗をしてしまったことそれ自体よりも、そういう醜態を晒してしまったことに傷つき怯える。何かアクションを起こした後は、メールにい…