2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ぐずぐず

風邪をひいた。私は基本的に強くて、風邪なんて滅多にひかないのに、頭が重くて、鼻みずとくしゃみがやたらと出て、耳も痛い。一年に一回あるかないかの症状の今日、母から「元気?」とメール。テレパシーなんじゃないかとびっくりした。母の愛。でも元気だ…

怖い夢

昨日カフカの「変身」を読んだら、自分が頭だけ猫になっている夢を見た。気づいたら頭が猫になってて、周りにいる家族がびっくりする。ザムザにとっての一番の理解者が妹だったように、私にとっての一番の理解者は兄だった。猫人間になった私にも尊厳と思い…

ちょっと考えたこと

観客のいないパフォーマンスは存在するだろうか。ちょっと想像できない。田中泯さんはどうだろう。彼のことを知る人は誰もいないインドネシアで、初めて見た人にはダンスだとはとても思えないような動きをした。もちろん舞台じゃなく、道端や田んぼの中で。…

ほうほう堂

写真美術館に行ったら、突然はと時計の音が聞こえ、アナウンスが流れた。「三時から一階ロビー付近にてほうほう堂のパフォーマンスを行いますので…」あ、さっきストレッチしてた女の子たちか?いってみたら、なんだかよく分からない動きをしていた。一人が動…

哀しかったこと

今日、私が一生懸命合奏仕切って、てんぱりながら働きかけた言葉が「めんどくさいこと」として流された。一番仲良しだったのに。私のこと、前はあんなに考えてくれたのに。もう私のことなんてほんとにどうでもいいんだ。私が一生懸命だろうが私を傷つけよう…

人、ひと、ヒト…

「人として重要なものが欠けている人は、人ですか」という問いに、こんなふうに答えてみた。 「人として重要なもの」は誰が決めるのでしょうか。あなたの主観的な価値判断ですか。それとも世論ですか。 一般的に「○○は△△か」という問いに答えるには「□□は△△…

ちょっと感動したこと

私がいつもリスペクトを持って接していない先輩が、私が変なおじさんに絡まれてるところを何も言わずに助けてくれた。私はあんなにひどい、尊厳を傷つけるような接し方をしてるのに、そんな私に対して無償の優しさをくれるなんて。少し恥ずかしくなった。す…

結局その程度なのね

私にだけ見せる顔じゃなかったんだね。私にそうしてくれるのは君だけだったから、てっきり君にとってもそうかと思ってた。哀しい勘違い。馬鹿らしい。私が特別だと思って舞い上がってたのは実は特別でもなんでもなくて、君にとっては当たり前の、誰にでも同…

恥ずかしい認め合い

小学校の担任の先生から、出した手紙の返事が返ってきた。そこには少し距離を置いた人からの、思いやりに満ちすぎた言葉がたくさんしたためてあった。なんだか読んでいて恥ずかしい。本心じゃないって分かってるから。かな。認めてくれること、私の手紙に単…

ポオはすごい

「一切の通念・また一切の世間承認済みの俗見などというものは、要するに愚劣きわまるものと思って間違いない。なんとなれば、それはすべて俗衆向きにできたものだからである」 デュパンの台詞。うーん、なるほど。

気分のいい散歩

下北沢から歩いて帰ってきた。散歩、なんていっても、ほんのちょっと。でも、井の頭線に乗り換えて電車に揺られてくる数分間より、ずっとずっといい気分だった。

香りの効用

香りがずっと苦手だったんだけど、最近好きになってきた。香水は大嫌いだったけど、すきになった。いつも同じ香りのする人は、ほっとするから。あぁ、この人の匂いだって、思うから。香りが完全に自分と馴染んでいる人は、すごくすてきだと思う。ということ…

怒りは悲しい

怒ってる人を見ると、悲しくなる。それが自分の好きな人だと、もっと悲しくなる。 それは一つにはきっと、人は傷ついたとき、自分の何かが損なわれたときに怒るからだと思う。 怒りには必ず自分以外のものとの関わりの中にある。たとえば、自分は一生懸命や…

誤解の余地=コミュニケーション

完全にはわかりあえない、それがコミュニケーションの本質かもしれない。だって、分かってしまったらそれ以上コミュニケーションをする必要がなくなってしまうから。「君の言いたいことは分かったから」は、必ず相手を黙らせたいときに使われる。「分かった…

大学の力

授業が始まってから、本を買いあさるようになった。夏休みはあんなにのんびりしてたのに、早く読みたくて時間がなくてもどかしい。今日デュルケームの「自殺論」とキルケゴールの「死に至る病」を同時に買って、病んでる人みたいだと笑ってしまった。

同胞の凱旋

同じ苦しみを共有してきた戦友が、幸せになったらしい。よかったね。って、思える反面、すごくすごくすごーく、羨ましい。どうして君はうまくいくのに私はうまくいかないんだろう。寂しくなるし、焦る。

求められる女性像

an-anは、かなりの頻度で規範となるいい女像を提案している。「上質な女」「愛される女」「カッコかわいい女」……。興味を引くようにいろいろなテーマを設定しているが、そこで提示される女性像はいつも同じ。思いやりがある。自分の時間を大事にする。自分の…

大人の女

髪を黒く染めた。悪くない。なんだか、少し大人の女になった気分だ。

いやな、いい生徒

この前実家に帰ったときに、小学5年&6年のときの学級通信が出てきた。私は自他共に認める「優等生」だった。先生の期待する答えを予想して巧みに答える子ども。優秀な感想文、優秀な日記として、私が書いた文章が学級通信にたくさん載っていた。きれいご…

どっちがよかったんだろう。

昨晩、半年以上前にさんざん期待してひどい振られ方をした人(仮名薫クン。これしかない。)からメールが来た。君に許して貰おうとか、そんな事は全く諦めているんだけど、僕が申し訳なく思っている、という事だけは君に伝えておきたい、のだそう。あの時は…

大人の女について

なりたい「大人の女」像を書こうと思ったんだけど、ちょっと違うな。私のなりたいのは大人の女じゃないな。陳腐すぎる言葉だけど、「素敵な女」だ。 好奇心旺盛で、たくさんの世界を覗いてる。 そのなかで、自分の好きなものをはっきり持てる。 ほんとうに大…

やきもち

私が彼のことで、知らない女の子に嫉妬する日が来るなんて、思ってもみなかった。よく考えたら、私以外の女の子に優しくないわけがない。私に対するのと同じくらい、もしくはもっと、優しい言葉をあげてるんだって思ったらすごく悲しくなってしまった。

人に見せるということ

オルガンの演奏会に行った。大井浩明という人の演奏会だったのだが、初見なんじゃないの!?というひどい演奏。テンポは不安定だし、明らかなミスタッチが数え切れないほどある。足鍵盤は見なきゃ弾けないし、曲が変なところで途切れるし、聞いていてハラハ…

長続きしない怒り

昨日まではすごく憎くて、今日会ったら絶対無視して超冷たくしてやろうと思ってたのに、いざ会ってみたら何も考えずにごく自然に声をかけてしまった。あれ、おかしいな。私のこのドライさは、一体何処からくるんだろう。寛容さは無関心の表れだって昔書いた…

結局

ねたましいんだろうか。私よりも人気を得ることが、いい思いをすることが、いい人生を歩むことが許せないんだろうか。どうして私は彼にこんなに関心を持ってしまうんだろう。それすら悔しい。

どろどろした気持ち

今すごくトゲトゲした気持ちで、すごくイライラむかむかするしそれと同じくらい泣きそうな感じだ。こういうのってどうしたらいいんだろう。何かものすごく嫌なことがあったわけじゃないのに、ちょっと嫌なことならあったけど、それがきっかけになっていろん…

相談

人に相談するときって、アドバイスが欲しいんじゃなくて、ただ君は間違ってないんだって認めて慰めて欲しいだけだ。つらくなったとき、本当に欲しいものは指導ではなくて抱擁だ。

隣人を愛せよ

だめだ。広い心で愛そうって決めたのに、あれは彼よりも自分の方が好かれているって優越感があったからそう思えただけだった。私の場所を脅かす存在になった彼のことは愛せない。この焦りが憎しみに変わる前に、変わらなきゃ。どうしたらいいんだろう。救い…

全て評価されたい

自分が行う全てのことで高い評価をされたい。どうしてこんなふうになってしまったんだろう。愛されてないと感じるから? いつも人より優れていたいと思ってしまう。そこにしか自分の価値を感じられない、というよりも、劣っていることで自分の価値を損なって…

怖くない

私がお兄ちゃんを怖くないのは、愛とか信頼とかのせいじゃなくて、同じ土俵にいないせい。それだけだ。同じ土俵にいないから、評価される心配がない。それだけ。スポーツでも音楽でも、同じもので同じ団体で切磋琢磨し合う仲間、なんてものになったりしたら…