幸せな家族

晦日らしくない大晦日をすごして、特に実感のわかないお正月。いつものように、年越しそばを食べて、お雑煮を食べて、おばあちゃんの家へ。
おばあちゃん、ぼけちゃった。
私のこともよくわからないみたいで、哀しかった。
でも、そのおばあちゃんにすごく優しく接してずっと付き添ってるおじいちゃんを見て、ものすごーく愛を感じた。もう愛を表現してくれない妻に愛を注ぐこと、けっこう難しいんじゃないかな。二人は、結婚60年。長い年月をかけて、無償の愛をはぐくんできたんだろうか。そんな夫婦になりたいな。家族全体でも、おばあちゃんを中心にしてあたたかい家族になろうっていう空気がすごくあって、笑いと思いやりに溢れてて、本当にあたたかかった。素敵な家族だ。幸せが見えた気がした。