他人と一緒に生きること

ライフスタイルを変えるのは難しい。他人と生きるのは難しい。一番簡単なのは、お互いにほどほどに無関心になって、それぞれ好きなように生活すること。一緒に住んでるけどそれぞれ生活すること。
はじめの頃は、私に合わせてくれた。一緒に晩ごはんを食べて、お風呂に入って、一緒に朝ごはんを食べて出勤していた。でもやっぱり無理してたんだ。生活を変えるほどには、私の作るものは魅力的じゃなかったんだ。一緒に住んでるだけ、の方が気楽でいいんだ。
価値観の違いを擦り合わせるのは難しい。それなりに冷静で自覚的なつもりだけれど、いくら言葉を重ねても価値観は簡単には動かない。その違いを持ったまま、合う部分だけ寄り添って、合わない部分には期待をせずに、平行線を描くように生きていくのがいいんだろう。
一緒に住んでるだけで、暮らしも家庭も作れないこと、一瞬そう見えていたのは無理してただけのこと、それに気付いて、すごく虚無感を覚えてしまった。

意地悪

淋しい時に意地悪するのはきっと間違ってる。やきもちやけちゃって怒ってる時、優しく愛情が表現できたらいいのに。なんで意地悪な気持ちになっちゃうんだろう。本当は大好きで、かまってほしいだけなのに。それを意地悪にしてしか出せない私も、大概子供だな。

けっこん

相手を確実に手に入れるために結婚するのであれば、しない方がいい。自分が安心するためなら、しない方がいい。未来を保証するためなら、しない方がいい。不安を無くすための結婚じゃなくて、何のためならしていいんだろう。
世の夫婦は、何のために、どう決めているんだろう。どんな意味があるんだろう。
ただ一つ分かるのは、私がいまこんなに結婚したいのは、振られるのが怖いから。だから今は、しない方がいい。

やきもちやき

好きすぎて、やきもちやき。
自分以外の子と仲良くしてるのがすっごいやだ。私とだけ仲良くしてほしいし、私にだけ笑ってほしいし、ほかの女の子が話し掛けるのもいや。他の子のことほんのちょっとでも好きなのは嫌だし、他の子にほんのちょっとでも好かれるのもいや。
私の知らない話で楽しそうにして、蹴ろうと思った。いっつもさ、楽しそうにして。ずるい。淋しい。ばかばか。
私もその輪に加わりたくて、でも自分で買って読むのはやだ。悔しい。
好きすぎて、独占欲が強すぎて、求めすぎて、ばかみたい。